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ボイトレは月何回がいい?初心者におすすめのレッスン頻度と考え方

執筆者の写真: 内田のボイトレ
内田のボイトレ
10月8日
読了時間: 9分

はじめに

声や歌については、文章で説明すると、

どうしても分かりにくくなってしまうことがあります。

僕自身も、ボイトレや声について新しい知識を学んだとき、「なるほど」と頭では分かっても、実際に声を出してみるとすぐにはできないことがたくさんありました。

だからこそ、この記事では難しい内容もできるだけ分かりやすくまとめています。

すべてを一度で理解する必要はありません。

「そういう考え方もあるんだな」「これ、自分にも当てはまるかも」

そんなふうに、皆さんのボイトレや歌の練習の何か一つのヒントになれば嬉しいです。

そして、文章を読んでも「自分の場合はどうなんだろう?」と思ったら、ぜひ体験レッスンで直接質問してください。

実際に声を出しながら、一緒に確認していきましょう。


ボイトレは月に何回受ければいい?

「ボイトレは月に何回くらい通えばいいですか?」

これは、体験レッスンなどでもよく出てくる質問です。

結論から言うと、

「月に○回が正解」という決まった答えはありません。

なぜなら、

  • 目標

  • 現在の状態

  • 練習できる時間

  • 本番までの期間

  • 曲の難しさ

  • 自分で練習できるか

  • レッスンで確認したい内容

などによって、必要なレッスン頻度が変わるからです。

僕が内田のボイトレで特に大切にしているのは、

「何回通うか」よりも「いつまでに、何ができるようになりたいのか」

を先に考える事です。

まず「目標」を決める

例えば、

「歌が上手くなりたい」

という目標だけでは、少し曖昧です。

それよりも、

「半年後に、この曲を歌えるようになりたい」

「1か月後のライブで、この曲を最後まで安定して歌いたい」

「3か月後には、今より高い音を無理なく使えるようになりたい」

など、できるだけ具体的にします。

目標が変われば、必要な時間や練習方法も変わります。

半年後に1曲を歌いたいなら?

例えば、

「半年後に、この曲を歌いたい」

という目標があるとします。

この場合、

月に1時間だけレッスンを受ける方法が、必ずしも十分とは限りません。

もちろん、月1回でも自分でしっかり練習できる人なら意味があります。

しかし、

  • 何を練習すればいいのか分からない

  • 自分の問題点が分からない

  • 練習している方向が合っているか判断できない

  • 曲を仕上げるために複数の課題がある

という場合、月1回の確認だけでは、修正の機会が少なくなる可能性があります。

そこで、

目標までの期間から逆算して、レッスン頻度や練習内容を決める

という考え方が重要になります。

1か月後にライブがあるなら?

例えば、

「1か月後にライブがあります」

というケース。

しかも、

「仕事などがあって、練習やレッスンのために空けられる日が1日しかありません」

という状況だったらどうでしょうか。

この場合、

「月1回だから1時間」

と機械的に決める必要はありません。

むしろ、その1日を有効に使うために、

2時間、3時間と時間を確保する

という考え方もあります。

もちろん、長時間なら必ず上達するという意味ではありません。

重要なのは、

本番までの残り時間と、現在の課題を考えて、限られた時間をどう使うか

です。

例えば、

1時間なら、

  • 現状確認

  • 課題の発見

  • 練習

で終わってしまうかもしれません。

2~3時間あれば、

  • 現状確認

  • 課題の整理

  • 実際のトレーニング

  • 曲への応用

  • 歌って確認

  • 修正

  • もう一度歌って確認

というところまで進められる可能性があります。

ただし、声は疲労もあります。

そのため、長時間だからといって最初から最後まで発声練習だけを続ければいいわけではありません。

休憩や練習内容の切り替えも含めて、時間を設計する事が大切です。

内田のボイトレでは「目標から逆算」します

僕が内田のボイトレで大切にしているのは、

目標を先に決める事です。

例えば、

「半年後にこの曲を歌いたい」

という目標があるなら、

現在の状態を確認して、

半年後の目標↓必要な課題↓優先順位↓レッスン頻度↓1回のレッスン時間↓自宅での練習↓途中経過の確認

というように考えていきます。

いわば、

目標からロードマップを引いていく

というイメージです。

「月2回なら正解」という話ではありません

例えば、

「初心者なら月2回がおすすめ」

と書いてあったとしても、それだけで全員に当てはまるわけではありません。

同じ初心者でも、

Aさん

半年後に1曲歌えるようになりたい。

自宅でも週に何度か練習できる。

↓

月1~2回のレッスンでも、練習と確認を繰り返せる可能性があります。

Bさん

1か月後にライブがある。

練習できる日が少ない。

↓

短期間で課題を整理し、限られた時間を有効に使う必要があります。

Cさん

練習時間はあるけれど、自分で何が正しいのか判断できない。

↓

ある程度の頻度で確認しながら、自分で判断できる状態を作っていく事が重要になります。

このように、

同じ「初心者」でも必要なレッスンの形は違います。

初学者ほど「何が正しいのか分からない」

初心者の方が練習を続けにくい理由の一つとして、

「何をすればいいのか分からない」だけではなく、「何が正しくて、何が間違っているのか分からない」

という問題があります。

例えば、

「高い声が出た!」

としても、

それが自分にとって無理のある出し方なのか、今後も繰り返し使える状態なのかは、別の問題です。

だからこそ最初の段階では、

レッスン↓自宅で練習↓もう一度レッスン↓確認・修正↓また練習

というサイクルを作る事が役立ちます。

レッスンの目的は、先生から練習方法を教えてもらい続ける事だけではありません。

最終的には、

「自分で自分の声を観察して、練習方法を選べるようになる」

事も大切だと僕は考えています。

月1回でも意味がないわけではありません

月1回のレッスンでも、

  • 自宅練習をしっかり行う

  • 自分の声を録音する

  • 課題を把握している

  • 練習内容が明確

  • 次回までに確認するポイントが分かっている

という状態なら、十分に活用できる場合があります。

反対に、月4回レッスンを受けていても、

「レッスンではできるけれど、自宅では何をすればいいか分からない」

という状態なら、レッスン回数だけで上達が決まるわけではありません。

月2回という選択肢

月2回の場合、

レッスン → 練習 → レッスン → 修正

という流れを作りやすくなります。

特に初心者の場合、

「前回教えてもらった事を練習してみたけれど、これで合っているのかな?」

という疑問を、比較的早く確認できます。

そのため、僕は初心者の方には、

ある程度の頻度で確認する事

をおすすめする場合があります。

ただし、これも全員に同じ回数をすすめるという意味ではありません。

月4回・週1回なら必ず上達する?

これも単純には言えません。

レッスン頻度が増えれば、先生からフィードバックを受ける機会は増えます。

一方で、

レッスンを受ける事と、運動を学習して使えるようになる事は同じではありません。

レッスンの間に、自分で練習して、

「前回よりどう変わったか」

「どこが難しいのか」

「何をすると声が変わるのか」

を確認する時間も必要です。

つまり、

レッスンの回数だけではなく、その間をどう使うか

も重要です。

1時間と2時間、どちらがいい?

これも目標によって変わります。


60分

120分

現状確認

○

◎

発声練習

○

◎

課題の整理

○

◎

曲への応用

△

◎

練習→確認→修正

△

◎

短時間で複数の課題を扱う

△

◎

2時間だから、1時間の2倍上達するわけではありません。

ただ、

「確認する → 練習する → 歌ってみる → 修正する」

というサイクルに時間を使いやすいというメリットがあります。

僕自身は、内田のボイトレでは120分のレッスンをおすすめしています。

ただし、予算やスケジュールの都合で60分しか受けられない場合もあります。

その場合は、

60分を継続して有効に使う

という考え方でも十分です。

大切なのは「回数」より「ロードマップ」

僕が考えるボイトレでは、

「月に何回通えばいいですか?」

という質問に対して、

「月○回です」

と最初から決めてしまうより、

「何を、いつまでに、どこまでできるようになりたいですか?」

というところから考えます。

例えば、

目標

半年後に、この曲を歌いたい。

↓

現状確認

今はどこまで歌える?

↓

課題

音程・リズム・高音・声量・持久力など、何が必要?

↓

優先順位

まず何から取り組む?

↓

ロードマップ

いつまでに何を目指す?

↓

レッスン設計

月何回・何分が必要?

↓

自主練習

次のレッスンまでに何をする?

↓

再確認

実際にどう変化した?

この繰り返しです。

生徒さんと「伴走する」事を大切にしています

僕は、ボイトレの先生が一方的に、

「これをやってください」

と指示するだけではなく、

生徒さんと一緒に目標までの道筋を考えていく事

が大切だと考えています。

目標を決めて、

ロードマップを引いて、

途中で状態を確認して、

必要なら練習方法やレッスン頻度を変更する。

その過程を一緒に進んでいく。

いわば、

先生が答えを全部与えるのではなく、生徒さんと一緒に目標まで伴走していく

という考え方です。

そして最終的には、

先生がいなくても、

「今、自分には何が必要なのか?」

を少しずつ自分で考えられるようになる事を目指したいと思っています。

ボイトレの頻度を決めるときの5つの質問

レッスン回数を決める前に、次の事を考えてみてください。

① いつまでに何がしたい?

「歌が上手くなりたい」だけではなく、

「○月までにこの曲を歌いたい」

など、できるだけ具体的にします。

② 今の自分はどこまでできる?

目標との差を確認します。

③ 自分で練習できる?

何を練習すればいいのか、自分で判断できるかも重要です。

④ 本番までどれくらい時間がある?

半年あるのか、1か月しかないのかで、計画は変わります。

⑤ その目標に対して、今のレッスン量で足りる?

ここから、

  • レッスン頻度

  • 1回の時間

  • 自宅練習

  • 練習内容

を考えていきます。

まとめ

「ボイトレは月に何回がいい?」

という質問に、全員に当てはまる答えはありません。

大切なのは、

目標を先に決める事です。

「半年後にこの曲を歌いたい」

「1か月後のライブに間に合わせたい」

「3か月後までに高音を安定させたい」

など、まずゴールを決める。

そのうえで、

現在地を確認する↓課題を整理する↓優先順位を決める↓ロードマップを作る↓レッスン頻度・時間を決める↓練習する↓確認・修正する

という流れを作ります。

月1回が合う人もいれば、月2回、週1回、あるいは本番前に2~3時間しっかり取り組む方が合う場合もあります。

大切なのは、

「何回通うか」ではなく、「目標に対して、今のレッスン量と練習方法で足りているのか?」

を考える事です。

内田のボイトレでは、目標を決めてロードマップを引き、生徒さんと一緒に確認・修正しながら、その目標に向かって伴走していく事を大切にしています。

そして最終的には、

「先生に言われたから練習する」から、「自分で自分の声を考えて練習できる」へ。

そこまで成長してもらう事も、ボイトレの大切な役割だと考えています。

「自分の場合は、どのくらいの頻度が合っているんだろう?」

そう思った方は、体験レッスンで現在の声と目標を一緒に整理してみてください。

 
 

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