ボイトレの料金はいくら?安い・高いだけで選ばないために知っておきたい事

はじめに
声や歌については、文章で説明すると、
どうしても分かりにくくなってしまうことがあります。
僕自身も、ボイトレや声について新しい知識を学んだとき、「なるほど」と頭では分かっても、実際に声を出してみるとすぐにはできないことがたくさんありました。
だからこそ、この記事では難しい内容もできるだけ分かりやすくまとめています。
すべてを一度で理解する必要はありません。
「そういう考え方もあるんだな」「これ、自分にも当てはまるかも」
そんなふうに、皆さんのボイトレや歌の練習の何か一つのヒントになれば嬉しいです。
そして、文章を読んでも「自分の場合はどうなんだろう?」と思ったら、ぜひ体験レッスンで直接質問してください。
実際に声を出しながら、一緒に確認していきましょう。
ボイトレの料金は、なぜ違う?
ボイトレを探していると、
「料金が安いところと高いところがあるけれど、何が違うの?」
と思う事があるかもしれません。
実際、ボイトレの料金は先生や教室によってさまざまです。
その理由には、
レッスン時間
レッスン形式
レッスン場所
スタジオ代
個人レッスンかグループレッスンか
講師の経験
レッスン内容
サポート内容
通いやすさ
など、いろいろな要素があります。
そのため、
「安い=良い」でも「高い=良い」でもありません。
大切なのは、
自分が何を目的としてボイトレを受けるのか
です。
まず「いくらか」より「何を得たいか」
ボイトレを探すとき、
「1時間いくらですか?」
と料金から考える人も多いと思います。
もちろん料金は大切です。
無理なく継続できる価格である事は、とても重要です。
ただ、それだけで決めてしまうと、
「安かったけれど、自分の目的とは合わなかった」
という事もあります。
例えば、
「半年後にこの曲を歌いたい」
という目標があるなら、
「そのために何を学べるのか?」
を先に考えてみてください。
資格の数だけで先生を判断する必要はありません
ボイストレーナーを選ぶとき、
「資格を持っている先生の方がいいの?」
と思う方もいるかもしれません。
資格や認定は、先生がどのような教育・トレーニングを受けてきたのかを見る一つの材料になります。
ただし、
資格の数だけでレッスンの良し悪しが決まるわけではありません。
どんな資格なのか。
どのような内容を学んだのか。
その知識をレッスンにどう活かしているのか。
そして、
現在も学び続けているのか。
こうした部分も大切だと僕は考えています。
内田のボイトレでは、3つの資格を取得しています
僕自身は、ボイストレーナーとしての知識を深めるために、現在3つの資格・認定を取得しています。
SVC認定ボーカルコーチ
Estill Figure Proficiency(EFP)
VT-RV認定ボイストレーナー
これらは、それぞれ異なる考え方やトレーニング体系を学ぶ機会になりました。
特に、僕自身も最初から十分な知識があったわけではありません。
ボイストレーナーとして活動する中で、
「もっと声について勉強しなければいけない」
と感じ、資格取得や勉強を続けてきました。
現在も、学んだら終わりではなく、新しい研究や知識を学び続けています。
資格を取ったら勉強は終わり、ではない
僕はここを大切にしています。
資格を取得したからといって、
「これで勉強は終わり」
とは考えていません。
声については、まだ分からない事もあります。
研究によって新しい知見が出てくる事もあります。
また、同じ練習方法でも、生徒さんによって反応が違う事があります。
だからこそ、
資格を取る事よりも、その後も学び続ける事
が大切だと思っています。
同じ料金でも、以前より効率よくレッスンできる
僕自身、ここ数年でかなり勉強してきました。
そのため、
同じ料金でレッスンをしていても、半年前、1年前より、今の方が知識や経験をレッスンに活かせている
という実感があります。
もちろん、
「必ず以前より○%上達する」
というような意味ではありません。
生徒さんによって課題も違いますし、声の変化にも個人差があります。
ただ、
僕自身の知識が増え、考えられる選択肢が増えた事で、より効率的に課題を整理し、レッスンを組み立てられるようになってきた
という自信があります。
だからこそ、僕自身も学び続けたいと思っています。
「資格があるから高くする」ではありません
ボイストレーナーの中には、1つの資格や認定を持っている事を一つの強みとして、比較的高い料金でレッスンを行っている方もいます。
地方でも都内でも、
1時間7,000円から、場合によっては20,000円近い料金
のボイストレーナーを見かける事があります。
もちろん、料金が高い事が悪いわけではありません。
その先生が、
長年の経験を持っている
高度な専門知識を持っている
特定のジャンルを専門としている
特殊な環境や設備を使用している
など、さまざまな理由があるからです。
一方で、僕自身は、
資格を3つ取得したから料金を高くしよう
とは考えていません。
むしろ、
「どうすれば、もっと通いやすく、続けやすく、効率的に学んでもらえるだろう?」
という事を考えて料金を設定しています。
内田のボイトレが目指している料金設定
僕が目標としているのは、
「通いやすく、続けやすく、科学的に、効率的に」
です。
ボイトレは、1回だけ受けて終わるものではありません。
もちろん、1回のレッスンでも新しい発見はあります。
しかし、声の使い方を身につけるためには、
レッスン↓自主練習↓確認↓修正↓再練習
という流れが大切です。
そのためには、
無理なく続けられる料金
である事も重要だと考えています。
「高いレッスン=効率がいい」とは限らない
例えば、
「1回20,000円のレッスンだから、4,000円のレッスンより5倍効率がいい」
とは言えません。
料金と上達速度は、単純に比例するものではありません。
同じように、
「安いから内容が悪い」
とも限りません。
大切なのは、
自分の目標に対して、必要なサポートを受けられるか
です。
1時間の料金だけで比較しない
例えば、
A教室60分 5,000円
B教室120分 8,000円
だったとします。
単純に1時間あたりの料金だけを見ると、Bの方が安く見えます。
しかし、本当に大切なのは、
どんな内容なのか
自分の目標に合っているか
何を確認してもらえるのか
自宅練習につながるのか
継続しやすいか
などです。
また、120分のレッスンが全員に必要という意味でもありません。
短時間で十分な人もいれば、じっくり時間を使った方が課題を整理しやすい人もいます。
「安いからたくさん受ける」が正解とは限らない
「1回の料金が安いから、たくさんレッスンを受けよう」
と考える事もできます。
しかし、レッスン回数が多ければ、それだけで上達するわけではありません。
ボイトレでは、
レッスン → 自主練習 → 確認 → 修正
というサイクルも重要です。
レッスンで教えてもらった内容を自分で練習し、次のレッスンで確認する。
この時間も必要です。
そのため、
「何回受けられるか」だけではなく、「レッスンとレッスンの間をどう使うか」
も考えてみてください。
目標から料金・時間を考える
僕は、ボイトレでは、
目標を先に決める事
を大切にしています。
例えば、
「半年後にこの曲を歌いたい」
のであれば、
現在の状態を確認して、
何が課題なのか
どのくらい練習できるのか
どのくらいの頻度で確認が必要なのか
1回何分くらい必要なのか
を考えます。
そこから、
自分に必要なレッスン量
を考えます。
つまり、
目標↓現在地↓課題↓ロードマップ↓レッスン設計↓料金
という順番です。
料金から先に決めて、無理やり目標を合わせるのではなく、
目標に対して必要なレッスンを考え、そのうえで無理なく続けられる方法を探す
という考え方です。
1か月後にライブがあるなら?
例えば、
「1か月後にライブがある」
という場合。
しかも、
「レッスンに行ける日が1日しかない」
のであれば、
短時間のレッスンを何回も受ける事が難しいかもしれません。
その場合は、
2時間、3時間など、まとまった時間を使う
という方法も考えられます。
もちろん、長時間なら必ず良いわけではありません。
声の疲労なども考慮しながら、
現状確認
課題の整理
発声
曲への応用
本番を想定した練習
録音
修正
などを組み合わせます。
このように考えると、
「1時間いくらか」だけでは、必要なレッスンの価値を判断できない
事が分かります。
内田のボイトレの料金
現在、内田のボイトレでは、通いやすさと継続しやすさを考えて料金を設定しています。
継続コース
60分 4,000円(税込)
継続してレッスンを受けたい方に向いたコースです。
月1回・120分
8,000円(税込)
月に1回、まとまった時間を使ってレッスンを受けたい方に向いています。
僕自身は、課題の確認から練習、歌への応用まで時間を取りやすいため、120分のレッスンをおすすめしています。
ビジターコース
60分 5,000円(税込)
定期的に通う事が難しい方や、必要なときにレッスンを受けたい方に向いています。
料金は、**「資格が3つあるから高くする」ではなく、「できるだけ通いやすく、続けやすい価格にする」**という考え方をもとに設定しています。
同じ料金でも、レッスンの中身は変わっていく
僕自身、今後も勉強を続けていきたいと思っています。
新しい知識を学ぶ。
研究を読む。
他の専門家から学ぶ。
実際のレッスンで考える。
そして、その経験を次のレッスンに活かす。
この繰り返しです。
だから、
料金が同じだから、レッスンの価値もずっと同じ
とは僕自身は考えていません。
自分自身が学び続ける事によって、
同じ料金でも、より効率的に、生徒さんの課題を考えられるトレーナーになっていく
事を目指しています。
「資格の数」より「その後」を見てほしい
ボイトレの先生を選ぶとき、
資格が何個あるかを見る事も一つの材料です。
しかし、
資格を取得した後、何をしているのか
も見てみてください。
例えば、
今も勉強しているか
新しい知識を学んでいるか
自分の指導を見直しているか
生徒さんによって方法を変えているか
練習の目的を説明してくれるか
生徒さん自身が考えられるようにしているか
などです。
僕は、
資格を取って終わりではなく、資格を取った後も学び続ける事
を大切にしています。
「何を教えてくれるのか?」を確認する
体験レッスンでは、
「1時間いくらですか?」
だけではなく、
「このレッスンでは、何を見てもらえますか?」
と聞いてみるのも良いと思います。
さらに、
「自分の目標に対して、どんな練習が必要ですか?」
「なぜ、この練習をするのですか?」
と聞いてみてもいいでしょう。
先生から一方的に答えをもらうだけではなく、
自分の目標について一緒に考えてくれるか
を見る事も大切です。
内田のボイトレでは「伴走する事」を大切にしています
僕が大切にしているのは、
生徒さんの目標を先に決めて、そこからロードマップを作る事
です。
例えば、
「半年後にこの曲を歌いたい」
という目標があるなら、
現在地を確認して、必要な課題を整理します。
そのうえで、
「今はこれを練習しましょう」
「次回はここを確認しましょう」
「ここまでできたら、次の段階に進みましょう」
というように、一緒に進んでいきます。
つまり、
資格や料金だけではなく、目標までの道筋を一緒に作る事
を大切にしています。
ボイトレを選ぶときの7つのチェックポイント
料金を比較するときは、次の事も確認してみてください。
① 自分の目標に合っているか
高音なのか、音程なのか、声量なのか、歌全体なのか。
まず目的を明確にします。
② 料金は無理なく続けられるか
一時的に払えるかではなく、継続できるかを考えます。
③ レッスン時間は自分に合っているか
60分が合う人もいれば、120分が合う人もいます。
④ 練習の目的を説明してくれるか
「なぜ、この練習をするのか?」を確認してみましょう。
⑤ 自宅で何をするのか分かるか
レッスンだけで終わらず、自主練習につながるかも重要です。
⑥ 先生自身が学び続けているか
資格取得だけでなく、その後も知識を更新しているかを見る事も一つの判断材料です。
⑦ 自分と一緒に目標を考えてくれるか
一方的に方法を押し付けられるのではなく、自分の目標について相談できるかを見てみてください。
まとめ
ボイトレの料金は、先生や教室によってさまざまです。
しかし、
安いから良い。高いから良い。
という単純な話ではありません。
資格についても、
資格の数だけで先生の良し悪しが決まるわけではありません。
大切なのは、
どのような知識を持っているのか。それをどうレッスンに活かしているのか。そして、今も学び続けているのか。
という事だと思います。
僕自身は3つの資格・認定を取得し、現在も勉強を続けています。
そして、
「資格を取得したから料金を高くする」のではなく、「通いやすく、続けやすく、科学的に、効率的に」
を目標として、現在の料金設定にしています。
同じ料金であっても、
半年前、1年前よりも自分の知識が増え、経験も積み重なっています。
そのため、
以前よりも効率的に、生徒さんの課題を考え、レッスンを組み立てられるようになっている
という自信があります。
もちろん、これは「必ず早く上達する」という保証ではありません。
生徒さんによって声も目標も違うからです。
だからこそ、
目標を先に決める。現在地を確認する。課題を整理する。ロードマップを作る。必要なレッスンを考える。そして一緒に進んでいく。
これを大切にしています。
ボイトレを選ぶときは、料金だけではなく、
「自分の目標に対して、その先生はどんな道筋を一緒に作ってくれるのか?」
という視点でも比較してみてください。


